喫煙問題

新幹線は喫煙者天国ですね

健康増進法が制定されて何年にもなるが,新幹線はいっこうに喫煙者優遇をやめようとしない。極めて不思議なことだ。
のぞみのケースを例に挙げよう。自由席が1-3号車,禁煙席は1,2号車で,3号車は喫煙車両である。

疑問点1.なぜ喫煙者は便利な3号車なのか?
喫煙者は,息切れがするだろうから階段に近いところなのか。西側の階段は,岡山駅で7号車,新神戸駅で5号車の位置である。だいたいどこの駅でも,その辺りに1つと,もう1つの階段は10号車付近にある。

疑問点2.禁煙車の数は禁煙者の割合を反映しているのか?
既に喫煙者は半数を割っている。そして,乗り物に乗っている間くらいは禁煙できる人も多い。禁煙車2両に対し,喫煙車1両は妥当と考えるか?実は,禁煙車の1号車は相当短く,席が少ない。自由席が混んでいるとき,少しでも席が余っているのは決まって3号車である。明らかに喫煙者優遇である。
席が足らないときに,喫煙者が禁煙車両に座るのは,少し我慢すればよいだけである。もともと人間は煙を含まない空気を吸うように生まれついている。しかし,禁煙者が喫煙車に座るのは問題が大きい。喫煙車は煙がもうもうと立ち込めている上に,これらの副流煙は,癌その他の肺疾患を誘発することは広く報道されている。

疑問点3.本来どちらを優遇すべきなのか?
弱者はすべからく禁煙車を必要とする。老人,子供,病弱者すべてである。それから,煙は流れ,流れていったところは喫煙者向けの場所としか使えない。健康保険の意味からも,喫煙者を優遇すべきでない。喫煙は本人のみならず社会全体のコストになっている。
飛行機は全面的に禁煙になって久しい。JRはなぜそうしないのか。喫煙者に優しくすることで,それ以外の70%の人たちの気分と健康を害していることは我慢すべきなのか。どちらを大切にすることが国民の健康のためになるのか,議論する必要は私はないと思っているが・・・。


以上のことを考えると次のような提案をしたい。

のぞみは今すぐ全車禁煙にする。ただし,もし喫煙者に配慮すべきであるという営業的判断を含めるのであれば,自由席では,1号車を喫煙車両にし,2,3号車は禁煙にする。

JRは公共の乗り物であって(もとは国の資産ですから),国民全体の,特に弱者の立場に立った施策が必要であることをお忘れなく!

| | トラックバック (0)